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大津町議会議長 桐原 則雄
あけましておめでとうございます。
住民の皆様には、お健やかに輝かしい新春をお迎えのことと存じます。
平素から町議会に対しまして温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、昨年は、Honda熊本公式野球部の社会人野球日本選手権大会の準優勝、更には、2024パリオリンピックの男子マラソン代表に内定した町出身の赤崎暁さんの活躍など、スポーツの町大津を全国に発信していただき、住民の皆様と一緒になり感動し、夢と希望をいただきました。また、熊本地震からの創造的復興と新型コロナウイルス感染症を乗り越える中で、大津地蔵祭が8年ぶりに役場を中心に、町民総踊りの復活も含めて商店街と一体となり開催されるとともに、素晴らしい花火の打ち上げも見られ、多くの皆様の笑顔が満ちあふれ、町に元気と活力が戻ってきたと感じたところです。
更には、阿蘇熊本空港への国際線の就航、南阿蘇鉄道の肥後大津駅乗り入れ、Tsmc関連の企業誘致など、観光や交流人口も増加し、社会経済活動も大きく動き出しました。
議会関係では、新しい議会議場で、次世代を担う中高生10人が議員となり、政治に関心を持ち、町政の課題や問題を調査し一般質問をする「ジュニアリーダー夢議会」が、4年ぶりに開催され、まちづくりに関する提案、提言など、感性豊かな発想と視点で熱い議論が交わされました。
9月定例議会で、各常任委員会と議員全員で審議や議論を行い、今後の住民の皆様のニーズに応える町の政策、施策に対し、新年度予算などに反映するよう町執行部に対して、議会からの政策提言を行いました。
また、議会活性化や議員のなり手不足の取り組みとして、議会活性化特別委員会を設置し、住民との接点、議員定数、報酬、政治活動費などについて、議論を重ねるとともに、福祉祭りの開催に合わせて、住民の皆様に議会議場を開放し、機能やシステムの見学と説明並びに意見交換会、アンケート調査などを実施し、議会情報の発信などに取り組みました。その内容は、議会だよりやホームページで報告していきます。
今年、tsmcの新工場の開所やJR豊肥本線空港アクセス鉄道ルートの調査も開始されるなど、町を取り巻く急速な環境変化に伴い、企業誘致や道路渋滞解消、外国人も含めた住民の増加に伴う地域コミュニティの充実、教育環境の整備、さらには、肥後大津駅周辺整備、都市計画の見直し、農業や地下水対策などのさまざまな課題解決に向けて、住民の皆様にとって、住みよい町となるように、議員一丸となり、まちづくりへの政策提案と監視機能の強化を果たす取り組みを進めてまいります。
併せて、議会力の向上や議会活動の見える化に努めるとともに、住民の皆様との対話や交流、意見交換、議場見学と広報活動など、双方向の情報発信や広聴に努め、夢と希望あふれる元気なまちづくりに取り組んでまいります。
結びに、住民の皆様のご健勝、ご多幸を心よりご祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
大津町議会議長 桐原 則雄
町議会議員
大村 裕一郎 田代 元気 時松 智弘
西川 秀貢 大塚 益雄 三宮 美香
山部 良二 山本 富二夫 豊瀬 和久
佐藤 真二 大塚 龍一郎 坂本 典光
永田 和彦 津田 桂伸 荒木 俊彦