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(広報おおづ2025年12月号クローズアップ大津人)今村 誠志さん

ページID:0023064 更新日:2025年12月1日更新 印刷ページ表示

「明日の観光大津を創る会」会長 今村 誠志(いまむらせいし)さん(室)

今村 誠志さん
「つつじ祭り」や「からいもフェスティバル」など、町を代表するイベントを手がける「明日の観光大津を創る会」(通称明日観(あすかん))。その会長を勤める今村誠志さんにクローズアップした。

伝統を守る 旗振り役

家業の自動車関連事業を営む一方で、明日観の会長や町社会教育委員を務めるなど、地元の人たちとの繋がりを大切にしている今村さんには、誰とでも打ち解けられるような温かさがある。大津町生まれ、大津町育ち。子どもの頃から町の伝統や文化に親しんできた。「昔はいたるところに地蔵小屋があったが、時代の流れとともに減ってしまった。祭りや伝統が途絶えることもあった」と振り返る。明日観は「町の文化や歴史を後世に残したい」という思いなどから、行政と民間が一体となって昭和57年に発足した。実行部隊は町民が中心。自由に意見やアイディアを出し合いながらイベントをつくり上げている。

「新しいことを生み出すよりも、続けることの方が難しい。伝統は一度途絶えると復活が難しいから、誰かが旗を振り続けることが大切」と話す今村さん。人口増加と時代の流れで町の姿が変わるなかでも、町民主体で祭りを守り続けられたのは、人と人との繋がりを大切にする大津町だからこそかもしれない。

毎年11月第2日曜日に行われる「からいもフェスティバル」。県内1位の生産量を誇る町のからいもを広めようと始まり、今年で35回を迎えた。台風の影響を除き、毎年休むことなく開催し続けてきた。伝統の灯を絶やさぬよう、新しい挑戦にも意欲を見せる今村さん。その背中が、町の誇りを次代へつなぐ旗印となる。

 

からいも掘り大会の様子
からいもフェスティバルの「からいも掘り大会」は毎年行列ができるほどの名物イベント。さらにおいしいからいもを目指して、今年は土にもこだわった。

​​会議の様子​​
町民と役場職員が集まり、今年の活動や祭りの準備を話し合う明日観の会議。

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