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こころもメンテナンスしよう!~こころとからだの健康~
ストレスとは、「刺激を受けた時に生じる体やこころのゆがみのこと」です。ゴムボールを指で押すとゆがみます。このゆがんだ状態を「ストレス」、ゆがみを引き起こしている指の力を「ストレッサー」といいます。
現在の社会の中でストレスと無関係で暮らすのは、まず不可能なことでしょう。全く刺激のない人生は無味乾燥であるように、ストレスによる緊張もある程度必要です。同じストレッサー(刺激)でも、受けとめ方次第でよいストレスにも悪いストレスにもなります。
自分のストレスに気づくことが第一歩です。まずライフスタイルの自己点検を!
「心の疲れがたまっていませんか」
「無理を重ねていませんか」
「急ぎすぎていませんか」
「息抜きはできていますか」
現在の社会は、働きすぎと寝不足の毎日でストレスがたまり、いろいろな症状が出てきています。
「ストレスのサイン」に気がついていますか?心の状態をチェックしてみましょう
こころのサイン
- 不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる
- 気持ちが落ち着かない
- ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
- 気分が落ち込んで、やる気がなくなる
- 人付き合いが面倒になって避けるようになる など
体のサイン
- 肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの痛みが出てくる
- 胸がドキドキしたり、苦しくなる
- 寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める
- 食欲がなくなって食べられなくなったり、逆に食べ過ぎてしまう
- 下痢したり、便秘しやすくなる
- めまいや耳鳴りがする など
このようなストレスのサインに気づいたら、休息をとったり、気分転換をするなど、早めにこころのセルフケアをするようにしましょう。
また、ストレスと上手に付き合うには、まず毎日の生活習慣を整えることが大事です。バランスの取れた食事や良質の睡眠、適度な運動の習慣を維持することが健康の基礎となります。
しかし、こころが疲れたり、心配な症状が続く時は、相談機関や専門の医療機関を気軽に利用しましょう。下記の相談窓口もご利用ください。
関連する情報一覧
厚生労働省ホームページ
「まもろうよ こころ」<外部リンク>
「みんなのメンタルヘルス」総合サイト<外部リンク>
こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~<外部リンク>
こころの耳~働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト~<外部リンク>