ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 分類でさがす > くらし・手続き > 上下水道 > 下水道 > ヒミツその3
下水道管は傾いている!?
制限速度は時速11km

本文

ヒミツその3
下水道管は傾いている!?
制限速度は時速11km

ページID:0021878 更新日:2025年9月1日更新 印刷ページ表示

 汚水が自然に下流に流れるように、下水道管は傾斜をつけて設置しています(例えば10mすすむごとに3cm下がる、等)。

傾斜の例

ただし、傾き具合によって次のような影響があるので、汚水の流れる速さが時速2km〜11km程度になるような傾斜がつけられています。

 

歩く成人男性      自転車に乗る成人男性 

成人の歩く速さ:時速4km     自転車の速さ:時速15km

 

下水道管の傾き具合による違い
  傾きが急 傾きが緩やか
流速(汚水の流れる速さ) 速い 遅い
管内部の損傷 削れやすい 削れにくい
管内部の汚物の沈殿

沈殿しにくい

(=汚れにくい)

沈殿しやすい

(=汚れやすい)

 

ちなみに…

  • 汚水は傾斜を活かして下流に流すので、汚水の終着点である浄化センターは最も標高が低いところが理想的です。
  • 大津町の地形は北から南に、東から西に向かって下がっているので、下水道管も同じように北から南に、東から西に傾斜をつけて設置しています。そのため大津町浄化センターは現在の場所に設置されました。
  • なお、あけぼの団地周辺などの一部の地域は、自然流下で汚水を浄化センターまで運ぶことができないため、自然流下で汚水を運ぶことができる場所までポンプを利用し圧力をかけて汚水を運んでいます。

大津町の傾斜

出典:国土地理院ウェブサイト(URL<外部リンク>

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?