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ヒミツその3
下水道管は傾いている!?
制限速度は時速11km
					汚水が自然に下流に流れるように、下水道管は傾斜をつけて設置しています(例えば10mすすむごとに3cm下がる、等)。

ただし、傾き具合によって次のような影響があるので、汚水の流れる速さが時速2km〜11km程度になるような傾斜がつけられています。
 
       
 
成人の歩く速さ:時速4km 自転車の速さ:時速15km
| 傾きが急 | 傾きが緩やか | |
|---|---|---|
| 流速(汚水の流れる速さ) | 速い | 遅い | 
| 管内部の損傷 | 削れやすい | 削れにくい | 
| 管内部の汚物の沈殿 | 沈殿しにくい (=汚れにくい) | 沈殿しやすい (=汚れやすい) | 
ちなみに…
- 汚水は傾斜を活かして下流に流すので、汚水の終着点である浄化センターは最も標高が低いところが理想的です。
- 大津町の地形は北から南に、東から西に向かって下がっているので、下水道管も同じように北から南に、東から西に傾斜をつけて設置しています。そのため大津町浄化センターは現在の場所に設置されました。
- なお、あけぼの団地周辺などの一部の地域は、自然流下で汚水を浄化センターまで運ぶことができないため、自然流下で汚水を運ぶことができる場所までポンプを利用し圧力をかけて汚水を運んでいます。

出典:国土地理院ウェブサイト(URL<外部リンク>)









 
			



