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熊本地震から6年にあたっての町長メッセージ
平成28年4月に発生した熊本地震から、本日で6年となります。
あらためて、地震によって犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々へのお見舞いを申し上げます。
町ではこれまで、被災者の暮らしの再建を第一に、国や熊本県、近隣自治体等とも連携を図りながら、復旧・復興に取り組んできました。
また、地震直後から復興期にかけては、区長や民生委員の方々をはじめとする地域の皆さまの助け合いや、町内の企業・福祉施設等のご協力、そして、町内や県内、さらには全国からの多数のボランティアの方々に息の長い支援を賜りましたことに対し、あらためて感謝を申し上げます。
この6年の歳月の中で、道路や橋などの土木施設、農地や農業用施設の復旧も着実に進み、令和2年5月には災害公営住宅への入居が完了し、住まいの再建にも一定の目途がつきました。
しかしながら、いまだ元の生活を取り戻されていない方がおられます。町としては引き続き、被災者お一人おひとりの状況に寄り添いながら、切れ目のない支援を行っていきます。
一方で、全国的にも災害は頻発しています。熊本地震をはじめとするこれまでの災害の経験と教訓を風化させることがないよう継承し、災害発生時には万全な対応を速やかに行うとともに、平時から防災・減災の取り組みについて、しっかりと備えていきます。
町民の皆さまにおかれましては、それぞれに必要な対策を平時から備えていただくとともに、町としては、日頃から支え・助けあえる地域づくりに引き続き取り組んでいきます。