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現在ルーテル学院高等学校の3年生。陸上部に所属。全国高校駅伝に3回連続の出場を目指す古木さんをクローズアップした。
「小さい頃は特に走りが好きというわけではありませんでしたが、よく走っていました」そう語る古木さんが大津町に引っ越してきたのは中学2年生の時。小学校では陸上部がなかったため、走ることに 専念していたわけではなかったが学校の持久走大会ではよく1位になるなど、その才能の片りんを見せていた。中学校で陸上部に所属し本格的に走り始めた。その後数々の好成績を残し、県内でも名が知られるようになった。高校では県内の精鋭たちが集まるスポーツクラスで陸上部に所属。中学の時とは練習量もレベルも違い、慣れない環境にけがも重なり落ち込んだ。「入学当初は、正直言って陸上を辞めたかったです。でも負けず嫌いなので、ここで辞めたら負けた気がすると思って、続けました」持ち前の負けん気の強さと忍耐力が実を結び、1年生の夏の合宿後から記録が出るように。昨年度の全国高校駅伝ではメンバー全員が2年生で、その2年生を引っ張る役割を担った。肉体的にも精神的にも成長し、今は高校生活最後の全国高等学校駅伝競走大会に向け、そしてその予選でもある県大会に向けて猛練習中だ。高校卒業後は、実業団への入団が決まっている。「日本を背負える選手になりたい」そう語った古木さんは夢に向かい、今日も走る。
2024年7月のインターハイ。練習では毎日 20キロ走る。
ルーテル学院高等学校陸上部のメンバー。 「みんなで高めあえるような、良いメン バーです」