本文
造血幹細胞移植で予防接種が再度必要になった人へ接種費用助成します
造血幹細胞移植とは?
造血幹細胞移植とは、血液のがんや免疫不全などの病気により、正常な血液を作ることが困難となる疾患の方に対して、ドナーから提供された造血幹細胞(同種移植)もしくは、予め凍結保存していた患者自身の造血幹細胞(自家移植)を移植し、造血機能を正常に戻すことを目的とした治療です。
しかし、造血幹細胞(骨髄液・末梢血幹細胞・臍帯血)を移植する際に拒絶反応が出ないように、患者さんの免疫機能を低下させるような移植前処置が必要となります。
造血幹細胞移植後ワクチン再接種(任意接種予防接種)費用の助成について
大津町では、造血幹細胞(骨髄液・末梢血幹細胞・臍帯血)を移植により、移植前に行ったA類疾病の定期予防接種(予防接種法(昭和23年法律第68号)第2条第2項)の免疫が低下・消失したため、再接種を受ける必要があると医師が認めた人に対して、再接種費用の助成を行います。
対象者
次の要件をすべて満たす人
- 再接種日に町内に住所がある20歳未満の人
- 造血幹細胞移植により免疫が低下・消失したため、再接種が必要と医師が認めた人
助成の対象となる予防接種
- 令和4年4月1日以降に受けた再接種であること
※令和4年4月1日以降に申請せず、再接種をすでに受けている人はお問合せください。 - A類疾病の予防接種であること
※「ロタウイルスワクチン」及び「BCGワクチン」は除く - 使用するワクチンが予防接種実施規則の規定によるものであること
- 長期療養の特例がある予防接種については、既定の年齢までの予防接種であること
※年齢制限のある予防接種・・・小児用肺炎球菌:6歳未満、ヒブ:10歳未満、四種混合:15歳未満
助成金額
任意予防接種として、再接種の費用の全額または、一部を補助します。
※原則認定を受ける前に再接種した場合は、対象になりません。
申請期限
申請者は再接種を受けた日の翌日から起算してから1年以内
(例:令和4年10月1日に再接種をされた場合、令和5年10月1日が申請の最終期限日となります。)
助成方法
【助成申請の流れ】
再接種を行う前に、必要書類を添えて再接種費用の助成認定手続きを行う
⇩
大津町が再接種費用の助成認定を行った後に、対象ワクチンの再接種実施を行う
⇩
必要書類を添えて、再接種費用の助成金交付申請を行う
再接種費用の助成認定の必要書類 ※必ず再接種を行う前に手続きを行ってください。
- 予防接種の履歴が分かるもの(母子手帳・接種済証など)
- 大津町造血幹細胞移植によるワクチン再接種に係る意見書
※医療機関に記載してもらう書類になります。詳しくはお問い合わせください。
接種費用の助成金交付申請の必要書類
- 予防接種の履歴が分かるもの(母子手帳、接種済証など)
- 再接種を自費で受けたことを証明する書類(領収書、明細書など)
※ワクチン名、再接種医療機関名、接種費用が明記してあるもの
※書類発行に要した文書料などは、助成の対象外です。 - 申請者の印鑑
- 振込口座が分かるもの(通帳など)
※「申請者」と「助成費用の振込先口座名義人」は同一人物となるようにしてください。