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1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください
平成29年3月30日に、東京都において、はちみつの摂取が原因と推定される「乳児ボツリヌス症」の死亡事例がありました。
乳児ボツリヌス症は、腸内の菌の種類が少なく、消化吸収の機能も未熟な1歳未満の乳児に特有の病気で、口から取り込んだボツリヌス菌が腸内で増殖しやすく、その際に産生される毒素により発症します。
発症すると、便秘や元気の消失などの症状を引き起こし次第に全身の筋力が低下します。重症化すると呼吸困難や呼吸停止に至ることがあります。
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつ入りの飲料、お菓子などの食品は与えないでください。
他の参考リンク
- 厚生労働省のホームページ<外部リンク>
- 熊本県のホームページ<外部リンク>