本文
大津町立小学校小規模特認制度
大津町立小学校小規模特認制度
大津東小学校が小規模特認校に
令和2年度から「大津町立小学校小規模特認校制度」を導入しています。この制度は、適正規模による学校経営を目的にしたもので、従来の通学区域は残したまま、特認校に通学区域以外からの就学を認めるものです。小規模校の環境を生かした特色ある教育を希望する児童や保護者に対し、学校の指定を変更します。大津町では、大規模校の校区に住んでいる児童が希望すれば小規模特認校である大津東小学校に通うことができます。
来年度(R6年度)新1年生が対象
大規模校である大津小学校、美咲野小学校、室小学校の校区に住んでいる次年度、新1年生になる児童が対象になります。
※送迎は保護者負担となります。
導入までのスケジュール
【令和5年】
7月~9月 募集期間
10月~12月 申請者との面談後、対象者決定
【令和6年】
4月1日 小規模特認校に就学 大津東小学校に就学を希望する人、または就学を検討している人は、役場学校教育課までお問い合わせください。
大津東小学校の特色
地域が主体となった活動
体験学習が楽しい「風の子教室」や「どんどや」など地域の皆さんが主体となった活動があります。また、毎週金曜日の放課後には、みんなで宿題などを教え合う「寺子屋」をやっています。
地域と連携した体験活動
大林地区の伝統芸能である「牛舞い」など校区内の伝統文化や自然を生かした体験活動を行っています。地域の皆さんとの交流も多く、通学時には地域の人に元気良くあいさつしています。
縦割り班による異学年交流活動
1年生から6年生まで、縦割り班に分かれて、異学年交流活動を行います。1年生と6年生が一緒に掃除をしたり、駅伝大会を一緒に行ったり、小規模校ならではの縦のつながりが生まれています。
一人一人が主役になれる学校行事
運動会や学習発表会を始め、一人一人が主役になる場面が多くあります。例えば、「二分の一成人式」では親と一緒に発表をし合うなど、児童数が少ないからこそ、主役になる機会が多くなります。
インタビュー
大津町教育委員会 吉良 智恵美(きら ちえみ)教育長 ~小規模校・大規模校それぞれに良さがあります~
町内の小学校は、7校ともにそれぞれが特色のある教育活動を行っています。小規模校には小規模校の良さがあり、大規模校には大規模校の良さがあります。この制度は、大規模校に通う皆さんの選択肢が広がるとともに、小規模校では児童数の増加が期待できる、双方にメリットがある制度です。
大津東小学校 太田黒 保宏(おおたぐろ やすひろ)校長 ~小規模校だからできること~
本校は、児童41人(うち小規模特認校制度利用者7人)が、縦割り班活動等を通じて、地域のよさを感じながら心豊かに成長できる学校です。芋作り、米作り、野菜作り、お茶講座、さらに大津町の重要無形文化財の牛舞い体験など、大津町のよさを存分に味わうことができます。不易と流行を見極め、小さな学校というメリットを生かして、一人ひとりの個性の伸長と学力の向上を図ります。子どもの安全・安心な居心地のよい学校を目指しています。ぜひ、一度見学にお越しいただくことを期待しています。
保護者 池本 孝之(いけもと たかゆき)さん ~利用する保護者の声~
私の子どもは、この制度を使って大津東小学校に通っていますが、本当に良かったと思っています。少人数ならではの環境は、子どもたち一人一人が主役になれる場面が多く、日に日に、自ら主体的に学ぶ姿が見られるようになり、子どもは友だちと楽しく学校生活を送っています。地域の皆さんも温かく、つながりが感じられる、そんな学校にとても満足しています。