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お茶
わたしの一品
お茶
健康飲料として見直され、わたしたちの生活にかかせない「お茶」。そして5月上旬は「茶摘み」のシーズン。「湯呑みに注いだ時にお茶が青くなるように、色に一番気をつけています。色がよければ味と香りは後からついてくる」と話す永田数見さん(矢護川)は、夫婦、甥の3人でおいしいお茶づくりに情熱を注いでいます。昭和49年に酪農からお茶へ経営形態を変え、独学で研究を続け、現在は7ヶ所(約3町)の茶畑でお茶を栽培しています。
おいしいお茶の入れ方は、カルキの入っていない水を使い、80℃~85℃の温度で茶葉が煮えないようにするのがコツとおいしい飲み方のポイントを紹介してくれました。
永田さんが所属するJA菊地大津中央支所の茶部会では、消費者が安心して購入できるように、昨年からトレーサビリティ(※1)を導入し、安全な製品づくりに取り組まれています。
また、「町内の栽培農家が作るお茶はそれぞれに個性があり、どれもおいしい。お茶は嗜好品なので、好みのお茶を選んでもらえればいい」とあくまで、消費者のことを第一に考えている永田さんが印象的でした。
町内の栽培農家が作るお茶は、直接販売のほか、「JA菊地とれたて市場」や「大津温泉・岩戸の里」で販売しています。
注釈(※1)・・・「トレーサビリティ」
- トレーサビリティとは、消費者の信頼確保や食品の安全性を高めるため、食品等に生産者名や生産・製造方法等を表示したり、生産から販売までの様々な記録を保管しておくことで、食中毒など万一の事故発生時に流通経路などの情報を正確に追跡できるシステムをいいます。
生産者コメント
お茶生産者 永田 数見さん(矢護川)
品質が高く、安全な大津のお茶をたくさん飲んで欲しいですね!