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にんじん
わたしの一品
にんじん
緑黄色野菜の代表選手、ニンジン。鮮やかなオレンジ色は、豊富に含まれるカロチンそのもので、その含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス。カロチンは、体の中の活性酸素をおさえる働きがあり、ガン予防にも効果があるといわれています。
大津町のニンジン農家の1人、大田黒忠勝さんは、種まきの前に転作した水田に水を張ったり(※)、たい肥を使うことによって、農薬や化学肥料などを使わない安全なニンジン作りに取り組んでいます。大田黒さんによると、水張りによって害虫を駆除することができ、また、化学肥料を使わず、たい肥だけでもおいしいニンジンができるそうです。
大田黒さんは、「安全なニンジンを安心して食べてほしいと思っています。大津の学校給食に使うニンジンは100%大津産ですよ」と語っていました。
皆さんの食卓でも大津産の甘くておいしいニンジンをいかがでしょうか。
(※)大津町や菊陽町の白川中流域の水田は、浸透性が高く、熊本市の地下水涵養に大変役立っています。
生産者コメント
大田黒忠勝さん(吹田)
「地元のたい肥だけで作ったにんじんです!」