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地域の拠り所・宝満神社を改修
大林宝満神社改修工事完成記念式典開催
大林の宝満神社で、社殿の改修や絵馬の修復、御手水舎新設などの完成記念式典が9月21日に行われました。
宝満神社は、築後およそ160年の歴史を持つ地域の拠り所です。平成28年の熊本地震では、石垣の倒壊などの被害を受けましたが、県内外の皆さんから支援を受け、復旧を果たしました。その後、老朽化が進んだことから改修を実施することとなりました。
今回の改修では地域の寄付を募り、プロの手だけではなく宮総代が壁を塗るなど、住民が力を合わせ約1年半かけて完成しました。
式典には多くの人が出席し、記念碑の除幕や功労者への感謝状贈呈、清和文楽の人形浄瑠璃の披露などが行われました。
また、大林地区には、町の指定文化財である郷土芸能「大林の牛舞」が伝わっています。水の恵みを祈る人々の願いを込め、勇壮に踊られるもので、地域の誇りとして受け継がれています。
総代責任役員の宮崎衛さんは「ますますの地元発展の契機としたい」と語りました。
※「宮崎衛」さんの「崎」は「たつさき」です。