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マンホール蓋は進化中!?

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ヒミツその9
マンホール蓋は進化中!?

ページID:0021967 更新日:2025年9月1日更新 印刷ページ表示

マンホールカードなどで注目を浴びているマンホール蓋。大津町の蓋は「茶色で地味…」と思われているかもしれませんが、実は大津町の蓋も人知れず進化を遂げています。その進化の過程をご紹介します。

第1形態(〜平成2年頃)

  • 特徴
    • 町章マーク(蓋周辺にコンクリート)
    • 穴1箇所
    • 取っ手付き
    • 分厚くて重い(約80kg)
    • 平受け構造(枠に蓋をはめるだけ)→枠と蓋の間に隙間がありがたつきやすい
    • 滑りやすい

第1形態マンホール1 第1形態マンホール2

第1形態マンホール3 第1形態マンホール4 

第2形態(平成3年〜平成12年頃)

  • 特徴
    • つつじデザイン(カラー版は肥後大津駅北側と美咲野団地メイン通りに設置)
    • 細長い穴2箇所
    • 分厚くて重い(約80kg)
    • 平受け構造(枠に蓋をはめるだけ)→枠と蓋の間に隙間がありがたつきやすい
  • 改善点
    • 凸凹により少し滑りにくくなった

第2形態マンホール1 第2形態マンホール2

第2形態マンホール3 第2形態マンホール4 第2形態マンホール5

第3形態(平成12年〜平成25年頃)

  • 特徴 
    • つつじデザイン
    • 穴は大1箇所、小2箇所
    • 凸凹により少し滑りにくい
  • 改善点
    • 蓋裏の井桁リブ構造とダクタイル鋳鉄採用→軽量化&強度向上に成功(約45kg)
    • 急勾配受け構造(コルク栓のように枠に蓋をはめ込み壁面を接触させる)→がたつき改善
    • 転落防止はしごを設置
    • 簡易ロックによる浮上防止

第3形態マンホール1 第3形態マンホール2

第3形態マンホール3 第3形態マンホール4

第4形態(平成12年〜平成25年頃)

  • 特徴
    • つつじデザイン
    • 穴は大1箇所(細長く、ステンレスが見える)、小2箇所
    • 凸凹により少し滑りにくい
    • 蓋裏の井桁リブ構造とダクタイル鋳鉄(約45kg)
    • ​​急勾配受け構造
    • 転落防止はしごを設置
  • 改善点
    • ロック機能強化→浮上防止機能の強化
    • 専用器具でのみ開閉可能に変更→不法開閉、不法投棄防止

第4形態マンホール1 第4形態マンホール2

第4形態マンホール3 第4世代4

第5形態(平成26年頃〜)

  • 特徴
    • 穴は大1箇所(細長く、ステンレスが見える)、小2箇所
    • ダクタイル鋳鉄(約45kg)
    • ​​浮上防止ロック付き
    • 専用器具でのみ開閉可能
    • 転落防止はしごまたはカバー付き
  • 改善点
    • 階段状の凸凹による耐スリップデザイン採用
    • 蓋裏の放射状リブ構造採用→強度向上
    • 多段勾配受け構造採用→蓋の過度の食い込み防止

第5形態マンホール1 第5形態マンホール2

第5形態マンホール3 第5形態マンホール4

第5形態マンホール5

 

まとめ

派手なマンホール蓋が注目されがちですが、見た目は大きく変わらなくても、その機能性は大きく向上しています。身近にあるマンホール蓋がどんな機能を持っているのか、実際に目で視て、触って、その違いを実感してみてください!

マンホール蓋の進化のまとめ [PDFファイル/556KB]

・大津町マンホールマップ

大津町マンホールマップ

出典:国土地理院ウェブサイト(URL<外部リンク>

 

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