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ポリファーマシーを知っていますか?
ポリファーマシーとは
ポリファーマシーとは、「poly(多くの)」と「pharmacy(薬)」を組み合わせた造語で、多くの薬を服用することで副作用が発生したり、きちんと薬が飲めなくなるなどの有害事象を引き起こすことを言います(単に服用数が多いことはさしません)。
明確な定義はありませんが、4~6剤以上の処方がある場合が目安とされています。
ポリファーマシーに関する啓発(厚生労働省)<外部リンク>
服用数が増える原因
多くの病気による複数の医療機関や診療科の受診等により処方される薬全体の把握が難しくなることから、処方される薬が増えたり、同じ成分の処方が多く存在することなどで生じます。
ポリファーマシーの問題を解決しよう!
ポリファーマシーを解決するには、単に服用する薬の数を減らせばいいというわけではありません。自分の判断で勝手に服用を中止したり、数を減らすと病状が悪化したり思わぬ副作用が生じることもあるため、必ず医師や薬剤師と相談をしてください。
相談の際には「お薬手帳」を活用しましょう。お薬手帳は、いつどこでどんな薬を処方してもらったかを記録しておくものになります。現在複数のお薬手帳をお持ちの方は、一つにまとめて複数の医療機関の情報を確認できるようにすることで薬の重複を防ぐことができます。