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町の国際交流

ページID:0001591 更新日:2023年12月5日更新 印刷ページ表示

 大津町では、町の国際化と、国際感覚を身につけた人材の育成のために、町の姉妹都市であるアメリカ合衆国ネブラスカ州ヘイスティングズ市と主にホームステイ交流などを中心に国際交流活動を行っています。
 大津町の国際交流は、姉妹都市締結のいきさつからもわかるように人と人との縁が取り持つものが多くあります。
2006年はヘイスティングズ市との姉妹都市締結10周年を祝い、両市町から記念訪問団を送り、相互にホームステイで受け入れを行いました。
 このように、国際交流を通じて互いに交流を続けていくことで、人づくりから魅力ある地域づくりを目指す大津町は、外国人との様々な交流活動を通して、国際理解が徐々に広がっています。

友好の日本庭園

ヘイスティングズ大学内にある日本庭園

 1996年7月、ヘイスティングズ市と大津町の姉妹都市締結の記念と両都市の「永遠の友好の証」として、ヘイスティングズ大学ヘイザルリグ学生会館の中庭に日本庭園が建設されました。これは姉妹都市を締結した際に「ヘイスティングズに日本庭園を」という計画が同市民から上がり、建設資金はすべて両市町民からの募金・寄付金で賄われ、建設作業も全てボランティアでスタートしました。この庭園は、回遊式枯山水の日本庭園で、デザインは大津町にある県立翔陽高校の鎌浦誠一先生がボランティアで設計されました。「大津町から見た阿蘇」をモチーフに、滝や池は阿蘇を源に大津町を流れる白川をイメージしています。
 作業に当たっては鎌浦先生をはじめ若者4人が大津町から自費で参加、30人を超える現地のボランティアスタッフと一緒に作業を進め、わずか1週間で完成させました。
また、同大学の構内管理担当者が町に造園の研修に訪れるなど、管理も十分に行われています。

日本庭園を訪れたホームステイ参加者

交流を通して学ぶこと

 ブラジルから訪れる研修生は日系人が多く、
そのなかで印象的なのは日本の伝統や文化、習慣をとても大切にしていることです。研修生として訪れる日系3世・4世の彼らと接していると礼儀をとても重んじているという姿勢が感じられます。「日本人以上に日本人らしい日系人」、私たちが忘れてしまった古き日本の良さを感じさせる彼らから学ぶものは多いにあります。

サレゾポリス市研修生の記念植樹の様子

大津町国際交流協会

町とタイアップしながら大津町の国際交流活動を進めているのが大津町国際交流協会です。
同協会は町が1990年から5年間にわたって行った「ふるさと創生海外派遣事業」に参加した学生や社会人をはじめ、国際交流に興味をもつ人たちが集まり1994年10月に発足しました。現在会員は63人(令和4年6月1日時点)。特に家族ぐるみで参加している会員が多いことが特徴です。これまでの活動内容は、姉妹都市など「海外との交流」と、町内に住んでいる「在住外国人との交流」の2つに分けられます。海外との交流では、町の姉妹都市、アメリカ合衆国ネブラスカ州ヘイスティングズ市・アラパホ市からの訪問団をホームステイで受け入れています。ホームステイの他にも訪問団との交流パーティなどを行い交流を深めています。また、1999年には、県の国際青少年音楽フェスティバルで来日したイギリスのケンブリッジ大学の聖歌隊31人を受け入れるなど協会独自の活動も行っています。
 一方、在住の外国人との交流では、これまでに町内に住んでいる外国人や町内の企業で研修中の外国人を招いてのスポーツ大会や料理教室などを開催しています。
 また、在住外国人の支援活動として、外国語版の「町内ガイドマップ」や「ガイドブック」も独自に作成し、発行したこともあります。ホームステイの受け入れなど、心と心のふれあいを大切にした国際交流をモットーに活動し、アットホームな雰囲気で国際交流を楽しんでいます。

交流会での風景アジア・アフリカ料理交流会
ホストファミリーとヘイスティングズ市訪問団歓迎会

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