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食中毒に注意しましょう
春の行楽シーズンにおける食中毒に注意しましょう!
気温も暖かくなり、春の行楽シーズンとなりました。この時期は、外出の機会が増え、テイクアウトやキャンプなど屋外で食事をする機会が増加します。気温も上昇することから細菌性食中毒が発生しやすくなります。
また、例年、春先から初夏にかけて有毒植物を食用の植物と誤って喫食したことによる食中毒が全国で多発しています。令和4年度もイヌサフラン、スイセン、グロリオサ等の誤食による食中毒事例が複数例報告され、患者の多くを高齢者が占めています。熊本県でも、過去に有毒植物のクワズイモやスイセンの摂取による食中毒が発生したことから、より一層注意が必要です。食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
お弁当を作るときは
- 食べる当日に作りましょう
- 作る前、食べる前に手をしっかり洗いましょう
- 中心部までしっかりと加熱しましょう
- お弁当は涼しいところで保管し、早めに食べましょう
バーベキューなどをするときは
生肉にはO-157、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒菌が付いている可能性があります。
- 生肉と野菜は別々に盛り付けましょう
- 「焼くときの箸」と「食べるときの箸」は区別しましょう
- 肉は中心部まで十分に加熱しましょう
ハイキングや魚釣りをするときは
- 有毒植物やフグなどの自然毒による食中毒が毎年発生しています
- 見慣れない野草やフグなどの素人調理はしないようにしましょう
※参考:厚生労働省ホームページ「有毒植物による食中毒に注意しましょう」<外部リンク>
厚生労働省ホームページ「食中毒のリスクプロファイル」<外部リンク>