食生活改善推進員になりませんか

食生活改善推進員とは

　通称「食改さん」「ヘルスメイト」と呼ばれている食を通した健康づくりのボランティアです。大津町の会員数は37名です。
　ピンクのロゴ入りTシャツとエプロン姿で「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに、家庭から地域へと健康づくりの輪を広げていく活動をしています。
　子どもから高齢者まで、健全な食生活を実践することのできる食育活動にとりくみ、食事バランスガイドの普及・地産地消・郷土料理や行事食、食文化の継承などという大きな視点から食育を捉え、地域における食育推進の担い手として健康づくり活動を進めています。

　食生活改善推進員とは（一般財団法人日本食生活協会）＜外部リンク＞

主な活動内容

全世代に広げよう健康寿命延伸プロジェクト

男性のための料理教室

　栄養などについて講話後、調理担当を決めて作業を行い、上手に包丁を使い思いを込めた料理ができました。大津町のさつまいもを使用した郷土料理も作り、会食時は、料理教室に参加した男性の奥様を招いて食事をとりました。夫側は、照れ笑いや自慢笑い、妻側は出来上がりにびっくり笑顔になり、笑顔一杯の会食となりました。

働き世代の生活習慣病予防のためのスキルアップ事業

　働き世代の生活習慣病予防栄養などについての講話後、調理担当を決めて作業を行いました。参加者は普段から料理をしている方もいたため、手際よく調理をされていました。また、夏休みの時期であったため、参加者が調理をしている間、子ども達は食改会員による絵本の読み聞かせなどを行い、餃子を包む作業を子ども達も一緒に行いました。参加者で会食を行い、「お父さんやお母さんが作った料理はおいしいね」との会話が聞かれました。

牛乳を使った料理講習会

　牛乳を使ったメニューを含む調理実習を行いました。参加者からは、「牛乳は飲むものだと思っていたけど、牛乳を使ったレシピを知ることができてよかったです。牛乳の栄養を考えると、これからは料理にも牛乳を使うことに挑戦していきたいと思います。」との声が聞かれました。

高齢者向け食生活改善教室

　高齢者に起こる身体的特徴や不足しがちの栄養素などについて講話後、低栄養予防メニューの会食を行いました。参加者からは「野菜を多く摂取するための工夫はどのようにしたら良いか」など多くの質問があり、「高齢者にとって必要な食事が良く分かった」などの声がありました。

防災訓練（災害時に役立つパッククッキング）

　防災訓練に合わせて、災害時に役に立つ食材をポリ袋で調理するパッククッキングを行いました。参加した人からは、「美味しく、簡単で栄養もあるので、早速家でも作ってみます。」や参加した小学生からは、「野菜が嫌いだけど、これは美味しいから食べられる。」との声が聞かれました。

からいもフェスティバルinおおづ

　例年開催されているからいもフェスティバルにおいて、1日の野菜350ｇ従量あてクイズやイベントのシンボルでもある「からいも」を活かしたお姫さん団子汁の販売やからいもレシピの配布などを行いました。お姫さん団子汁は毎年とても好評で、長蛇の列ができました。

郷土料理教室

○中学生を対象に大切に残されてきた料理を受け継ぎ、先人の知恵を次世代に伝えることを目的として、いきなり団子汁の調理実習を行いました。生徒からは「郷土料理の良さが分かったので良い機会になりました」などの感想がありました。また、団子汁のだしをとったいりこも調理して試食を行い、「食材を無駄にしないことの大切さがわかった。」との声も聞かれ好評でした。

○小学生を対象にいきなり団子作りを行いました。子どもたちは初めて作るいきなり団子作りにとても興味津々で、積極的に生地を捏ねたり、包丁を握ったりしていました。参加した子どもたちからは「とても楽しかった」などの感想が聞かれました。

外国料理交流会

　大津町在住の外国の方との交流会を行いました。講師の方からは、台湾の家庭料理（水餃子・酸辣湯）を教えていただき、一緒に調理を行い、交流を深めました。

食生活改善推進員になるためには？

食生活改善推進員になるためには、町が実施する食生活改善推進員養成講座を受講する必要があります。

令和7年度食生活改善推進員養成講座
　講話・調理実習・運動実技を通して、健康づくりについて学ぶ講座です。
　自分自身やご家族の健康が気になる方にもおすすめです。

• 期間　7月から翌年2月（全8回）
• 時間　午前9時30分から正午（予定）
• 場所　生涯学習センター他
• 対象者　大津町在住の人（年齢・性別は問いません）
• 申込期限　6月27日（金曜日）まで

詳しい内容については、事務局の役場　健康保険課　健康推進係（子育て・健診センター内　電話　096-294-1075）へお問い合わせください。