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私たちが大津町で働くこと ~職員に話を聞いてみました~
大津町役場はどんな職員が働いているのでしょうか。約200人以上いる職員が、いろんな職種やいろんな境遇で業務を行っています。
このページでは、そんな職員の一面を見てみようと思います。職員の声や職員の一日・・・いろんな記事を随時更新していきますのでお楽しみに!
先輩職員に聞いてみました!
大津町で働いている職員へ、役場の仕事などについてインタビューを行いました。
「役場の仕事に興味がある」「大津町の職員採用試験を受験してみようかな」という方は、ぜひご覧ください。
※所属部署等は、インタビュー当時のものです。
吉川 琴響(よしかわ ことね)
住民課 住民係(採用職種:一般事務)
役場に入ったのはいつですか
3年目で、令和3年4月に入庁しました。住民課が役場に入庁して初めての配属先です。
なぜ、役場で仕事をしようと思ったのですか
私は、高校生のときからずっと公務員を志望していました。自分の性格的に、人の役に立つような仕事が向いているかなと考えたときに、「公務員は、住民の皆さんの基盤を支えるような仕事だ」っていうことを考えて、一番自分に向いているんじゃないかなと思って。
公務員にもいろいろな種類がある中で、何で役場という選択肢だったかというと、やっぱり地方公務員は住民の皆さんと接する機会が多いじゃないですか。特に市町村職員が、より地元の人と接するイメージだったので。
ちなみに私の出身は大津町じゃないのですが、大津町はドライブや部活の関係で、他の市町村より来た回数が多かったんですよね。その時に、なんとなく町並みとかも「好きだな」って思って。そんなイメージがあって「大津町で働きたい」と思いました。
今、何の仕事をしていますか
住民課で窓口業務を行っています。窓口では、住民票などの各種証明書の発行、転居などに伴う住民票の異動手続き、パスポートの申請受付や交付、マイナンバーカードに関する手続きなどを行っています。
今年からは、証明書の請求から発行までを郵送でやり取りする「郵便請求業務」の担当もしています。
仕事をしてうれしかったこと、きつかったこと
役場の窓口にはさまざまな人がいらっしゃいますし、仕事の内容も幅広いため、入ったばかりの頃はなかなか全ての仕事を覚えることができず、大変でした。でも、直接窓口で対応する良さもあるんです。私の場合、マイナンバーカードを説明したときに「ハキハキしていて、分りやすい説明だった。あなたに対応してもらってよかった」と言われて、とてもうれしかったのを今でも覚えていますね。
仕事のモチベーションを保つためには何が必要ですか
もちろん、仕事には一生懸命ですが、プライベートが充実していることは、仕事を続けていく意味でもやっぱり大事だと思います。
同じ年に役場へ入庁した同期と一緒に食事をしたり、自分の好きなことや趣味を見つけて楽しんだりしています。
先輩からの「熱い」メッセージをお願いします!
役場職員は、住民の皆さんをより近い場所で支えていく基盤だと思います。手続き一つ一つが住民の皆さんのこれからへつながることが実感できる、とてもやりがいのあるお仕事です。これから大津町の役に立ちたい、大津町を良くしていきたい人、ぜひ一緒に頑張りましょう!!
大上 隆治(おおうえ りゅうじ)
企業振興課 企業振興係(採用職種:一般事務)
役場に入ったのはいつですか
10年目です。入庁は平成26年4月です。現在の企業振興課は4カ所目の配属で、昨年度まで人事交流で熊本県庁へ2年間出向していました。
なぜ、役場で仕事をしようと思ったのですか
私は、大学卒業後、役場に入る前に営業の仕事をしていました。前職は人生の節目に関わるような仕事だったのですが、「節目ではなく、普段の日常生活に役立てるような仕事がしたい」という思いが日に日に強くなり、行政の仕事に興味を持って転職をしました。
今、何の仕事をしていますか
私が所属する企業振興課は、県内の市町村では珍しい企業誘致専門の部署です。私の仕事としては、企業の対応がメインです。TSМCの進出、第2工場のこともあり、台湾企業、県内外の企業からも問い合わせを多くいただいています。その受け皿として、町として新たな工業団地の整備を計画しています。また、企業誘致活動として新規企業を訪問して、大津町の紹介・PRを行っています。誘致して終わりというだけではなく、きちんとフォローアップをするため、大津町企業連絡協議会という組織で、常に企業間と行政との情報交換を図って連携もしています。企業振興課では、企業の社長や役員の皆さんたちとお付き合いさせていただくことも多く、役場の仕事ではなかなか経験できない仕事なので、今後、自分が役場職員として働くうえでも財産になると思っています。
仕事をしてうれしかったこと、きつかったこと
企業さんに土地を紹介して、実際に大津町で操業してもらえることは、成果として現れるのでうれしかったですね。今の部署は、こういう企業にアプローチしたいっていうのを、自分たちで考えて、計画を立てて仕事ができます。その自由度は高いし、やりがいを感じます。大変なことは、企業誘致・企業振興はスピード感と柔軟な対応が必要となります。民間のスピード感に負けないよう日々仕事に取り組んでいます。
仕事のモチベーションを保つためには何が必要ですか
仕事のやりがいだけではなく、やっぱり家庭に支えられて仕事をしているので、家族に感謝して、家族との時間も大切にしたいですね。
先輩からの「熱い」メッセージをお願いします!
一緒に大津町を盛り上げていきましょう。
皆さんと働けるのを楽しみに待っています!
宇都宮 明子(うつのみや あきこ)
都市計画課 建築係(採用職種:建築士)
役場に入ったのはいつですか
13年目です。平成23年4月に入庁しました。現在は都市計画課で係長をしています。
昨年まで学校教育課に2年間配属していましたが、それ以前は都市計画課配属だったため、都市計画課での勤務年数が10年以上と長いです。
なぜ、役場で仕事をしようと思ったのですか
大学卒業後、民間で建築士の資格を生かして働いていました。当時から大津町に住んでいて、私の子どもは3歳と小学一年生だったんですが、大津町の子育て支援がとても手厚かったんです。子ども医療費の助成が他の市町村に比べて早くからあったし、そういうことをやっている自治体は、きっと子育てをしている職員にも理解はあるだろうなって、やりやすい職場なのかなって思ったことがきっかけです。子育てをしながら仕事をしていく際には、役場職員は基本的に土日が休みで、計画が立てやすい。そこがメリットかなと思いました。今、思うと、子どもが小さいときに役場に入ったことは、子どもたちのためには本当に良かったなって思います。
今、何の仕事をしていますか
私の担当として、住民の皆さん向けの建物の耐震改修、地盤改良、ブロック塀などの補助金の交付事務を行っています。それに伴う国費関係の事務、町営住宅の改修なども行っています。あとは、他の課が改修工事や建築工事を行う時のお手伝いなどもしています。いろいろな公共施設が老朽化しているので、これからも改修工事に関係する仕事が出てくるのかなと思います。
仕事をしてうれしかったこと、きつかったこと
改修工事は、新築工事と違い予定通りにいかないことが多々あります。しかも、施設を利用しながら改修工事を行うことが多いため、施設利用との調整も大変です。その一方で、改修工事の場合は、以前その建物を使っていた人にもう1回建物を使ってもらえるので、いろんな感想を聞けるんですが、そのときに「綺麗になってよかった」「使いやすくなった」って言われるとうれしいですね。
施設の設計をやっていると、町のいろいろな施設を見ることができて、この施設は私が工事したという施設があったり、子育ての施設だと「自分の子どもたちもこういうところにお世話になったんだろうな」とか、「この施設を使っているんだな」とか普段の子どもの様子を想像できて楽しいですね。
先輩からの「熱い」メッセージをお願いします!
建築の仕事をやりたい人、一緒に頑張りましょう!