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高見春代さんが大津絵巻を制作
この度、高見 春代さん(引水)が、大津町の文化振興のために、「大津絵巻」の冊子とCDを100部作りました。高見さんは3月30日に役場を訪れ、金田町長と吉良教育長に「大津絵巻」を贈呈しました。「つつじ祭りのことを調べていたら、長い歴史があることを知りました」―。
贈呈の際に金田町長(右)、吉良教育長(左)と
高見さんは、「大津町史」や「広報おおづまち縮刷版」を調べていくうちに、町の花である「つつじ」や日吉神社の歴史やそれにまつわる歌のことを深く知り、「大津町の歴史や文化がこれからも継承されていくように」と、「大津絵巻」を制作しました。
高見さんが制作したCDと冊子
冊子は、「大津小唄」「つつじ小唄」「花の大津」「大津音頭」について詳しく調べたものがまとめられています。CDは、高見さんが息子の神井大治さんと産山村在住のM.M.Moeranさんで新たに収録。歌は高見さんが歌い、大津の唄を現代によみがえらせました。
制作する際に参考にした資料を見る高見さん 大津町への強い思いが伝わってきます
制作に使用した資料には高見さんの努力がたくさんつまっていました
高見さんが歌う「つつじ小唄」は、4月に開催された「大津つつじ祭り」でもBGMとして流れ、8月に開催の大津地蔵祭でも、総踊りの際に「大津音頭」が流れる予定です。高見さんは、民謡では数々の賞を受賞されている言わずと知れた民謡の先駆者。大津の文化を知ることは大津への愛情や誇りにつながります。私たちもその文化を深く知っておきたいですね。
大津への愛がこもった民謡を聴いてみませんか?
大津絵巻に収録された4曲を視聴できます。大津唄の歴史が分かる大津絵巻もPDFで見ることができるので、ぜひ高見さんの唄を聴きながら大津の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。大津絵巻の冊子はPDFで見ることができます。
冊子はこちら→大津絵巻 大津唄の歴史 日本一のつつじの里大津[PDFファイル/1.35MB]