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サツマイモ基腐病の予防対策について

最終更新日:
 

サツマイモ基腐(もとぐされ)病とは

2018年に沖縄県、鹿児島県、宮崎県の3県で発生が確認された国内初の新病害です。現在、熊本県内での発生は確認されていません。
海外では適切な衛生管理が行われていない農地や貯蔵施設で問題となっている病害で、近年、東アジアでは、台湾や中国、韓国で次々に発生が確認されています。
この病害は、苗伝染、土壌伝染性の糸状菌で、宿主はヒルガオ科植物全般になりますが、栽培作物では甘藷のみです。
水の停滞しやすい場所での発病が多くなっています。
発病したつるや塊根(いも)を植えることで広まり、害虫などによる傷によって菌の侵入が助長されます。
感染した塊根は収穫時に症状がない場合でも貯蔵中に腐敗することがあります。
病原菌は土壌中では長く生存できないとされていますが、土壌中の植物残渣上で越冬し、翌年の伝染源となります。

症状

地面近くの茎が黒く変色し、茎に近い部分の塊根(いも部分)が腐敗します。

被害が進行すると、茎の上部及び塊根全体に腐敗が広がり、乾燥して固くなり、株が枯死します。


既知の病害であるサツマイモつる割病に症状が似ています。

サツマイモつる割病は、茎の一部または全部が枯れ、地面近くの茎が縦に裂けたり、茎が割れずに黒褐色に腐るといった症状が見られます。

見分け方として、地面近くの茎の症状が縦に裂けるか否かなどが判断の目安になりますが、疑わしい症状が発生した場合は、下記の連絡先に連絡してください。


サツマイモ基腐病が発生した農地の写真
サツマイモ基腐病を発症した甘藷の写真
発生した農地の写真
感染した甘藷の写真

防除対策

  既知のつる割病と同じ糸状菌による土壌病害であり、防除対策は基本的に同様の対策となります。

 

1.育苗

 (1) 苗床用及び植え付け用の穂づる及び種芋は、この病害が発生していない農地から採取したものを植え付ける。

 (2) 種芋には腐敗、病害、傷のない健全な芋を使用する。

 (3) 苗の消毒を確実に行う。

 (4) 苗床の殺菌消毒(土壌消毒)を行う。


2.農地の準備

 (1) 植付前には、農地の排水対策や土壌消毒を十分行う。

 (2) 害虫などによる傷によって菌の侵入が助長される可能性があるため、ゾウムシ類、ネキリムシ類などの土壌害虫の防除に努める。

 (3) 発生した農地では、イネ科牧草などとの輪作を行い、翌年のサツマイモ栽培を控える。


3.栽培中

 (1) 発生した農地では、発病株(つるや塊根)をすみやかに抜き取り、農地や周辺に残さないように農地外で処分し、感染源とならいように処分する。

 (2) 農地内外のヒルガオ科植物(ノアサガオ、ヨウサイなど)の除草に努める。


4.収穫

 (1) 発生した農地では、収穫を早めに行う。特に、サツマイモ肥大期の台風による茎の損傷増加と湿度が高い状態が続く時は、早めに収穫する。

 (2) 収穫後、農地から甘藷の残さを速やかに除去する。


5.片づけ

 この病害が発生した農地で使用した資材及び機材は、他の農地に使用する時は土などをきれいに落とし、洗浄する。

 なお、病害が発生していない地域であっても、他の地域で資材や機材を使用した場合は、土が持ち込まれないよう洗浄後に持ち帰る。

 他の地域で使用した資材及び機材の洗浄が確実でない場合は、次の農地で使用する前に各自で洗浄を行う。

 

6.問い合わせ・連絡先

 疑わしい症状が発生した場合は、下記の連絡先に連絡してください。

 熊本県県北広域本部農業普及・振興課

   〒861-1331 熊本県菊池市隈府1272-10

  TEL:0968-25-4205(直通)

  FAX:0968-25-5401

 

 大津町役場農政課

 〒869-1292 熊本県菊池郡大津町大津1233

  TEL:096-293-3116(直通)

  FAX:096-293-5757

このページに関する
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(ID:9822)

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