祝屋敷跡 最終更新日:2023年1月1日 (真木の銅戈出土地) 真木前原の集落の南を流れる矢護川対岸の農地の一角に、「祝(いわん)屋敷」とよばれる場所があります。「祝いの屋敷」の意味で、太古に祭りが催されたために地名に残ったものでしょうか。ここからは、弥生後期と推定される二本の銅戈が出土しました。現在は京都国立博物館に収蔵されています。付近から弥生後期の野辺田式土器片(高つき等)が出土しています。 (祝屋敷跡に出土の銅戈(1対))(前原遺跡 (真木)) 縄文時代から鎌倉時代の長い期間にわたったいろいろな種類の土器、石器、石剣等が発見された遺跡です。中でも石剣は弥生時代のもので、矢護川流域ではじめての発見です。