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灰塚水道水槽

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灰塚水道水層の写真 灰塚は、地下水が出ず、生活には大津方面からの流水を使うなど、飲料水の確保が大変むずかしい場所でした。また、大正10(1921)年に熊本県の東部地域で伝染病が流行し、灰塚の上流にあたる地域も伝染病が発生しました。そのため、下流にあたる灰塚でもその病気に罹って死亡する人がたくさん出ました。

 以前も病気の蔓延に何度も悩まされてきた灰塚の人々は、熊本県衛生課より指導を受けて、このような流行病を撲滅するため、同11(1922)年簡易水道を建設することにしました。同年熊本県水道工事補助規定が発布されたので、灰塚では、この規定に基づく県の補助金を受けて、同12(1923)年1月に工事を始めました。

 水道は、清冽な阿蘇の伏流水を生む室中原坂(現在は松古閑水源町とも称されている)の町有林に水源を求め、ここから2.2キロメートル離れた灰塚まで1.2インチ(=約3.05センチメートルの鉄管を敷設しました。水道の距離は1,800間(=約3.3キロメートル、総工費6,000円余。その内に県補助金2,025円、大津町補助金1,000円(当時町長宇野忠吾氏)がありました。水道の設計者は熊本市水道部長堀江勝己、同部技手乗田廉平の両氏でした。因みに、熊本県下では最初にできた鉄管水道とされています。

 同年4月に竣工し、同月22日に灰塚天神前の広場で通水式及び通水祝が行われました。この場には大津本町組より今村英馬さん方のニワカ組も出場して、「つるべ井戸水めんどてならぬ かんい水道はねじひねる」と安来節で歌い、祝福しました。これを記念して、毎年4月22日に通水祝が開催されることになりました。灰塚の人々は、水道の完成をとても喜んだのです。

 ここの石造タンクは、灰塚地区に水道水を配るためのもので、150石(=約27.1キロリットル)貯水できました。水源の町有林は、町より買い、現在は灰塚の区有林となっています。

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