・腸炎ビブリオ・・・刺身など
・サルモネラ菌・・・卵や卵の加工品、加熱不足の肉など
・黄色ブドウ球菌・・・おにぎり、弁当など
・大腸菌(O-157含む)・・・加熱不足の肉、生野菜など
・カンピロバクター・・・鶏肉、牛レバーなど
・ノロウイルス・・・カキなどの二枚貝
冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒
<感染経路>
・食品からの感染・・・感染した人が調理などをして汚染された食品、ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝など
・人からの感染・・・感染者の排泄物やおう吐物からの感染、家庭内や施設などでの飛沫などによる感染
<症状>
・潜伏期間・・・感染から発症まで24~48時間
・主な症状・・・吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く
※感染しても症状のない場合や、軽い風邪のような症状のこともある
※乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも要注意
また、生の肉や魚を切ったまな板などの調理器具も使用の都度、加熱しないで食べる野菜や果物に菌がつかないようにきれいに洗い、できれば殺菌(熱湯や台所用洗剤を利用)しましょう。食品の保管の際にも、菌が付着しないように、密封容器に入れたりラップをかけるようにすることが大切です。
手に付着した細菌やウイルスは、水で洗うだけでは取り除けません。指の間や爪の中まで、石けんを使って正しい方法で洗いましょう。
ポイント
・爪は短く切っておく
・時計や指輪ははずしておく
・洗った手は、清潔なタオルやペーパータオルで拭く
・洗った手にアルコール除菌をするとより効果的