自然災害に備えるために
大津町総合防災訓練が10月23日に行われました。今年の訓練は、震度6強の地震を想定し、午前9時のサイレンにより町内一斉に訓練を開始しました。町内各地区では、被害状況などを役場へ報告する情報伝達訓練が行われました。そのほかにも地区ごとに炊き出し訓練や災害避難訓練、消火訓練などが行われ、防災意識の向上を図ることができました。
午前10時からは、区長、民生委員、防災士による避難所運営訓練が大津北小学校体育館で行われました。避難所運営の組織を作り、それぞれの専門の班に分かれ、スムーズな避難所運営の方法を考えました。
体育館の外では、大津町食生活改善推進員協議会の協力による炊き出し訓練、菊池広域連合南消防署による煙体験と心臓マッサージやAEDの訓練が行われました。そのほか、自衛隊、消防署の車両などの展示や大津・菊陽水道企業団による給水訓練、社会福祉協議会によるボランティアセンター設置訓練が行われました。3年ぶりの地域住民参加型の防災訓練となり、たくさんの地域の皆さんに参加いただき、防災を考えるきっかけになりました。