

午前10時。ついに3年ぶりのからいもフェスティバルが開会。今年で32回目。メインステージのオープニングを飾ったのは、大津太鼓の一人打ち。大太鼓の音が会場を盛り上げます。メインステージでは、大津北中学校や大津高校の吹奏楽部による演奏や町内のダンスチームによるダンスなどさまざまな催しが行われ、来場者を楽しませました。


恒例の「いも掘り大会」は、イベント会場南側のからいも畑で行われました。町内外からのお客さんがスコップや手袋を使って、いも掘りに夢中になっていました。

また、からいもの魅力をもっと知ることができる「からいも館」が祭り限定で登場。中には、江戸時代のレシピを再現したからいも菓子の紹介や役場女性部によるからいものつるで作るリース作り、大津町食生活改善推進員協議会の皆さんによるからいも汁の販売、梅の造花の展示などのコーナーもありました。

祭りの裏側ではJRウォーキングも開催され、肥後大津駅から会場まで歩いてきた人限定でやきいもをプレゼント。また、肥後おおづ観光協会が主催するOZUバイクウィーク中でもあり、会場ではバイクの展示も行われ、からいもだけでなくバイクを楽しむ人もいました。この祭りでは、たくさんの人たちが「からいも」を中心につながりました。「大津=からいも」を次の世代に残すこと。それは町を愛する私たちの使命です。これからも続くからいもフェスティバルの歴史をみんなで一緒に掘って、知って、楽しみながらつなげていきましょう。