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大林の牛舞 |
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江戸時代に阿蘇地方から伝わったといいます。この地は畑作地帯のため日照りが続くと人々は総出で、この牛舞をしながら田畑1枚ごとに雨乞いをしていました。
ときには数鹿流の滝まで水をもらいに行き、ここでも舞ったことがあるといいます。雨乞いでの舞いは戦前まで行われていました。その後は昭和30年代に熊本市の火の国祭りや地元農協の農業祭に招かれて舞い、近年ではつつじ祭りに出演したりしていました。
牛舞は県下に数ヶ所あり、いずれもゴザなどを使った牛で田植えなどの所作をしますが、大林の牛舞は本物の牛1頭分の皮をなめしたもので、これに2人が入って馬鍬をひきます。踊り手の女性たちは絣の着物に赤腰巻、男は鉢巻に法被の出で立ちで太鼓、笛を三味線に合わせて道中は道楽、本番になると踊り手にかこまれた牛が代掻きをする途中、急に病で倒れます。それに呼ばれて来た伯楽どん(獣医)のユーモアたっぷりの歌に合わせて踊り手も歌って踊ります。牛もそれに連れて起き上がり、代掻きを始めるという筋書きですが、その歌も忘れられたので、現在は子どもたちが伝統を受け継ぎ、牛をひく夫婦と、白楽どんとのニワカを折り込んでおり、ほかの牛舞とはちょっと変わったものです。 |
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