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杉水菅原神社

杉水菅原神社入り口の写真

杉水菅原神社の写真

 集落の南の台地の森にあります。掘割を隔てて矢鉾天神があります。いずれも合志二五天神に列せられています。宮座組は杉上、杉下、上原、今村が5組に分かれ、今も受け前組は神田を耕作して祭りの費用にあてています。現在もかなりよく座祭りが残っていますが、以前はもっと盛大にやっていました。受け前組は祭り用の酒から造っていました。24日には男たちだけで料理をつくり、座敷を飾りつけました。床の間には神棚、神田の米と麦の種俵2表、田植え網や馬鍬などの道具を入れた長持ち、酒造り用の桶と混ぜ棒のエブリ数本などを並べ、節頭渡し用のすり鉢には注連縄を結えました。

 この座に次の座組の者を招き、相対して据わって3つのすり鉢に御神酒を注いで節頭渡しをしていました。25日の祭り当日には神社と矢鉾天神で神事があり、神社で神楽も奉納されました。26日を「板敷払りゃ」といって費用の清算をして打ち上げとなります。

 床の間に飾った道具などを担って太鼓をたたきながら次の座元に行きます。途中では出っ張た生垣などがあれば押し倒していました。新座元での受け渡しが無事にすむと祝い酒になりました。この「桶渡し」がすんで家に帰るときには「ワラジ履かする」といってまたお椀で酒を無理に飲まされたといいます。

 現在の座祭りは道具も減りましたが、座元の家には床の間の神棚に御幣を祀り、その横には籾種の1斗5升俵、祭礼帳の木箱、エブリ1本、それに太鼓を飾ります。3つのすり鉢に注連縄を結わえ、これで節頭渡しをするのは同じです。25日には神社と矢鉾天神で神事があり、夜は神楽があります。26日は床の間に飾った物を次の座元の家まで太鼓をたたきながら送ります、3月の春祭りには子供相撲、9月には神楽が奉納されます。

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