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覚音谷(かくおんだに)横穴群

 後迫の覚音谷(かくおんだに)にも横穴群が知られています。この発見も古く昭和8年または10年のことです。坂本經堯氏の執筆担当であろうと考えられる「菊池の文化財」には次のように記されています。

名称

大津町覚音谷横穴古墳

類別

古墳

年代

古墳時代後期

所在地

大津町大字大津後迫
  1. 出顕:昭和10年の春大津町大松山一帯を公園地としその観光路を日吉神社東側より東側に丘陵裾にそうて開畑中出顕。工事監督本田誠一が通報したので、大阪毎日新聞記者、木下兼光をともなって調査した。
  2. 位置:(中略)引ノ水銅戈2本出土地大松山丘陵の西「覚音谷」をはさんで東西に並ぶ後迫丘陵の南端に位置する。
  3. 形状:道路面に横穴の天井をあらわすもの4基北崖に羨門部を露わすもの1基、道路と堀川の崖に開口するもの1基が認められる。確認6基であるが周辺にはもっと多数の横穴古墳が営まれていることと考えられる。

 この記述のより、昭和10年に道路工事中に発見されたことがわかります。しかし、吉田菊南著「大津史」には「覚音谷古墳より発掘の提瓶、本田誠一氏蔵」として須惠器の写真が掲載されていて、それには「昭和8年4月出土、後迫學○谷」と書かれたのが読み取れます。これからすると、どちらかが記憶違いでかかれたものとみられます。この横穴群は、県教育委員会の遺跡地名表では「後迫横穴群」とされています。

 「菊池の文化財」には「大津町覚音谷横穴古墳副葬品」の項目もあります。この項目の記述からみると、相当の副葬品があったことがわかります。

お問い合わせ
大津町教育委員会  生涯学習課 生涯学習係
住所:菊池郡大津町引水62
電話:096-293-2180
ファックス:096-293-8761
メールアドレス:shougai@town.ozu.kumamoto.jp