後迫の覚音谷(かくおんだに)にも横穴群が知られています。この発見も古く昭和8年または10年のことです。坂本經堯氏の執筆担当であろうと考えられる「菊池の文化財」には次のように記されています。
この記述のより、昭和10年に道路工事中に発見されたことがわかります。しかし、吉田菊南著「大津史」には「覚音谷古墳より発掘の提瓶、本田誠一氏蔵」として須惠器の写真が掲載されていて、それには「昭和8年4月出土、後迫學○谷」と書かれたのが読み取れます。これからすると、どちらかが記憶違いでかかれたものとみられます。この横穴群は、県教育委員会の遺跡地名表では「後迫横穴群」とされています。
「菊池の文化財」には「大津町覚音谷横穴古墳副葬品」の項目もあります。この項目の記述からみると、相当の副葬品があったことがわかります。
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